北京
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世界保健機関(WHO)は10日、新型コロナウイルス感染症に関する定例会見を開き、マリアンジェラ・シモン事務局長補は、中国のシノファーム(中国医薬集団)製新型コロナワクチンの臨床データ評価結果について、「WHOはその有効性と安全性を認めた」と明らかにしました。その上で、「WHOは1月と2月に、そのワクチン生産に対して実地調査を行い、生産が規範化されていることを確認した」と述べました。さらに、「現在、世界でシノファーム製のワクチンが広く使われており、このワクチンは安全かつ有効だと言える」と強調しました。
WHOで予防接種部門を統括するケイト・オブライエン氏によりますと、シノファーム製ワクチンは重症と死亡の予防に非常に効果的で、2回の接種が必要だということです。(朱、藤井)