北京
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韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で就任4周年の特別演説を行った際、「今後の1年は朝鮮半島に平和を実現させる貴重なチャンスであり、今はまさに長い間の思考を行動に移す重要な時期である」と指摘しました。また「新型コロナウイルスのワクチン接種が加速するのに伴い、韓国は計画通り年末までに集団免疫を実現させることができるだろう」と述べました。
文大統領はまた、自身の任期の最後の一年を、朝鮮半島が不可逆的な平和な時代にまい進する最後のチャンスになると見なしていると指摘しました。
文大統領はさらに、「朝鮮半島問題は外交ルートを通して解決すべきである」と再び強調し、「米国のバイデン政権はすでに対朝鮮政策に関する分析や評価を終えており、韓国は米国の対朝鮮政策の方向性を歓迎する」と述べると同時に、朝鮮側に前向きに反応するよう呼びかけ、また自国の大衆には朝韓関係に水を差すような行動を取らないよう呼びかけました。(藍、坂下)