北京
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世界保健機関(WHO)総会への招待状が、参加申込期限の今月10日までに台湾に届かなかったことについて、外交部の華春瑩報道官は11日、北京で開かれた定例記者会見で、「民進党は2016年に執政を始めてから、頑なに『台湾独立』を図る立場を堅持し、海峡両岸が一つの国だということを認めていない。そのため、台湾地区がWHO総会に参加する政治的基礎は失われた。したがって、WHO総会に台湾が参加できない原因は民進党当局にある」と指摘しました。
華報道官はまた、「世界には一つの中国しかない。台湾地区のWHOを含む国際機関への参加は一つの中国の原則に基づいて処理されなければならない。これは国連大会第2758号決議やWHOの関連決議で認められた根本的な原則でもある」と語りました。
華報道官はさらに、「民進党当局がWHO総会への参加を求める真の目的は、新型コロナ感染症を口実にして台湾独立を図ることにある。我々はこれに断固反対する」と指摘しました。(非、謙)