北京
PM2.577
23/19
外交部の華春瑩報道官は11日、北京で開かれた定例記者会見で、デンマークで開催された「民主主義サミット」について記者の質問に答えた際に、「民主はサミットを開き、スローガンを叫ぶものではない。特に、他国を抑圧する政治的な道具になってはならない」と強調しました。
「2021年コペンハーゲン民主主義サミット」は5月10日から11日まで、デンマークの首都コペンハーゲンで行われました。関連の質問に答えた際、華報道官は「コペンハーゲン民主主義サミットはイデオロギー上の偏見に満ち溢れた、完全なる政治的茶番劇である。このサミットの主催側であるアライアンス・オブ・デモクラシー(AoD/Alliance of Democracies)は長い間、中国に対する悪意をもって、デマや嘘など不実な情報を散布している組織である」と指摘したうえで、さらに、「台湾問題や香港問題は中国の内政であり、いかなる外国政府や組織、個人にも干渉する権利はない。中国は関係国家や組織、そして政治屋に対して、中国の主権を確実に尊重し、『台湾独立』や『香港独立』などを企む勢力に誤ったシグナルを発信しないよう求めている」と強調しました。(非、謙)