韓正政治局常務委員がトルクメニスタンのメレドフ副首相兼外相と会談

　韓正中国共産党中央政治局常務委員、国務院副総理は11日、中国を訪れているトルクメニスタンのメレドフ副首相兼外務大臣と、北京からオンラインで会談しました。

　その中で韓正政治局常務委員は「中国とトルクメニスタンは信頼し合う良き兄弟、友人、パートナーである。習近平主席とベルディムハメドフ大統領との対話では、両国関係の発展や、各分野での踏み込んだ交流の企画、双方の戦略的パートナー関係の発展などの方向性がはっきりと示された。中国側は両国元首のコンセンサスを実行に移し、互いの発展戦略との結びつきを加速させ、今後、エネルギーや農業、交通、航空宇宙および人文や安全の分野における連携を推進し、両国と両国民により多くの福祉がもたらされるよう努めていきたい。双方は今後5年間の協力企画を共同で制定し、今後の発展ビジョンを描いていくべきだ」と強調しました。

　これに対して、メレドフ副首相兼外相は、中国共産党成立100周年に祝賀の意を示したうえで、「トルクメニスタンは中国との関係発展を重要視している。今後は平等互恵、相互尊重の原則に基づいて、経済協力の新しい形と分野を開拓し、両国の戦略パートナー関係のさらなる発展の実現を推し進めていきたい。また、双方の関係分野における実務協力を一層推進するために、新しいラウンドの中国・トルクメニスタン協力委員会会議を早期に開催することを希望する」との考えを表明しました。（非、謙）