北京
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外交部の華春瑩報道官は10日の定例記者会見で、「14億人の中国人民が戦乱、貧困、飢餓、パンデミックの病に苦しめられなくなったことは、中国の人権事業が成し遂げた偉大な成果だ」と述べました。
8日、「中国貧困削減発展と人権事業」シンポジウムが福建省寧徳市で開催されました。シンポジウムでキューバのペレイラ駐中国大使は、中国が新型コロナウイルス感染症と闘いながら、極端な貧困をなくすという目標を達成したことが勇敢な勝利だと評価しました。同時に、キューバが60年以上にわたり米国のジェノサイドに相当する封鎖を受けていることから、人権の政治化とダブルスタンダードに反対するキューバの立場を示しました。
これに関して華報道官は、「中国は人民を中心とすることを堅持し、終始人権事業の発展に力を入れ、国家の安全、民族の調和、人民の安寧、社会の公平・正義、経済の発展・繁栄、生態環境の美しさを確保し、中国人民が目に見えて、触れることができ、感じるとることができる幸福感、安心感を享受できるようにした。これが人権の成果である」との考えを示しました。
華報道官は、「中国も世界各国と人権分野での対話と協力を積極的に展開しながら、アジア・アフリカ・ラテンアメリカなどの幅広い発展途上国の経済発展を援助・支持し、協力を展開し、関係国の人民に幸福をもたらすことに力を入れている」と指摘しました。
また、華報道官は、「米国は人権問題を政治化、道具化したダブルスタンダードの誤ったやり方を直ちに停止・是正したうえで、キューバをはじめとする国に対する独自制裁と封鎖政策を全面的に撤廃すべきである。これも国際社会の普遍的な声である」と強調しました。(RYU、CK)