北京
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外交部の華春瑩報道官は10日の定例記者会見で、「中国は引き続きロシアおよび国際社会とともに、第二次世界大戦の勝利の成果を守り、得がたい平和を守る」と述べました。
ロシアは9日、モスクワの赤の広場で盛大な軍事パレードを行い、戦勝76周年を祝いました。ロシアのプーチン大統領はあいさつの中で、一部の国ではナチズムを取り戻す動きがあり、「自国例外」政策を実行しようとしていると指摘した上で、「ロシアは一貫して国際法の準則を守り、国益と人民の安全を断固として守る」と表明しました。
華報道官によりますと、中国はロシアが昨日、戦勝76周年を記念する盛大な軍事パレードを成功裏に開催したことを受け、祝賀の意を表しました。今年は第二次世界大戦勝利76周年にあたります。中国とロシアはそれぞれ第二次世界大戦のアジアとヨーロッパの主戦場であり、第二次世界大戦の勝利のために悲惨な民族の犠牲を払い、大きな歴史的貢献を果たしました。
華報道官は、「ここ数年、ある国が一国主義、保護主義の誤った政策をとり、ゼロサムゲームの思想を固守し、国際的にイデオロギーと政治制度の違いを煽り、『小さな輪』を形成して分裂を作り出し、『集団政治』をしようとしているのを私たちは見てきた。このような国際情勢の下で、中露は終始肩を並べて共に立ち、互いの核心的利益にかかわる問題で互いを断固支持し、覇権・覇道・いじめに断固反対し、国際社会の公平・正義を共に守っている」と強調しました。(RYU、CK)