北京
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免税店のブース
KPMGコンサルティング傘下のKPMG中国とムーディー・デビッドはこのほど、中国国際消費品博覧会の一環である「グローバルな消費イノベーション及び免税と旅行小売大会」において「海南自由貿易港旅行販売市場白書」を共同発表しました。
免税商品
この白書によりますと、2020年末の時点で海南省の離島の免税業の売上高は約50億ドルで、引き続き成長曲線を維持すれば短期的に世界最大の免税市場となる可能性があるということです。また同白書は、世界的に見ると海南省の離島の免税市場は「1つの業界の中で新たに1つの業界を開拓する」形がほぼ実現していると指摘し、その消費者構成とますます広がりを見せる様々な優遇措置に基づいて、海南免税市場のユニークな発展モデルは国内ショッピングと免税ショッピングの間の境界を曖昧にしているとしています。
免税商品を選んでいる消費者
免税商品を選んでいる消費者
免税商品を選んでいる消費者
同白書はさらに、「新型コロナウイルス感染症の流行が国外消費市場に大きな影響を与えていることを受けて、中国は免税許可証の審査・認可を適切に開放し、離島の免税ショッピング金額を引き上げました。これにより、消費の拡大が促進されると同時に、国内免税市場に新たな発展のビジネスチャンスがもたらされている」と示しています。(張)