北京
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外交部の汪文斌報道官は7日、北京で行われた定例記者会見で、ロケット「長征5号B遙二」の最終段階で大気圏に再突入したことについて、「この型のロケットは特別な技術設計を用い、ほとんどの部分は再突入する過程で燃え尽きる。宇宙空間や地面に危害をもたらす確率は極めて低い」と指摘しました。
中国は「長征5号B遙二」打ち上げ用ロケットを用いて4月29日、宇宙ステーション「天和」のコアモジュールを予定軌道に乗せました。ここ数日、西側のメディアは、「中国のロケットの残骸がコントロールできず脅威となる」と大げさに報じています。
これを受けて、汪報道官は、「ロケットの最終段階で大気圏に再突入して、燃え尽くすことは世界で一般的に通用しているやり方である。私が知っている限りだと、このロケットは特別な技術設計を用いて、ほとんどの部分が再突入する過程で燃え尽き、宇宙空間や地面に危害をもたらす確率は極めて低い。関係部門はタイムリーに情報を開示していく」と述べました。(藍、星)