北京
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中国は5月の国連安全保障理事会の輪番議長国として、7日に「多国間主義と国連を中心とした国際システムの維持」をテーマとするハイレベルビデオ会議を開催します。外交部の汪文斌報道官は7日、「中国側は各国と共に会議をきっかけに多国間主義への支持を改めて表明し、国連を核心とする国際システムを守ることを望んでいる」と述べました。
汪文斌報道官はまた、「現在、新型コロナが蔓延する中、世界経済は不況に陥り、食品安全、気候変動など非伝統的な安全上の挑戦が続出している。それと同時に、集団政治は多国間機関の権威性と有効性を損ない、イデオロギー的対立が多国間主義の公正性と平等性を脆弱にしている。これを背景に中国は5月の国連安全保障理事会の輪番議長国として、ハイレベルビデオ会議の開催を提唱することは重要な意義がある」と示しました。(moku、星)