北京
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習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席は6日、キューバのミゲル・ディアスカネル第一書記・大統領と電話会談を行ないました。
習総書記は電話で中国共産党と中国人民を代表して、キューバ共産党第8回全国大会の開催が成功したこととミゲル・ディアスカネル氏が中央第一書記に選出されたことに対する祝意を改めて表明しました。
習総書記は「新しい情勢下にあって、第一書記と連携して両国関係の発展方向を導いていきたい。また、両国の友好関係を強固なものに発展させ、共に社会主義事業の新境地の開拓に新たな貢献をしたい」との意欲を示しました。
また、キューバ共産党とは、「重要な理論や実行における問題について交流と議論を行なうと共に、『一帯一路』の共同構築を契機に、両国の各分野における実務協力を深めていきたい」との中国共産党の立場を表明しました。
その上で、国際問題と地域問題について「キューバと密な意思疎通と調整を保ち、世界の平和や公平、正義を断固として擁護する。キューバの国家主権と独立を支持する。(キューバが)国情に合った社会主義の道を歩み、人類運命共同体の構築を共に推し進めることを望む」と、中国の一貫した姿勢を表しました。
ミゲル・ディアスカネル第一書記は、ラウル・カストロ前第一書記が伝えた、新型コロナウイルス感染症への援助提供を含む、キューバの正義なる事業を長期にわたって支持してきた中国に対する感謝の意を述べた上で、「一つの中国の政策を断固として支持する。中国の内政に干渉するいかなる行為にも反対する」と述べ、「中国共産党と国家ガバナンスや政治運営の経験について交流し、『一帯一路』の共同構築などの分野における実務協力を促し、両党と両国の関係を絶えず発展させていきたい」と表明しました。(朱、鈴木)