北京
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国連常駐の張軍中国大使は3日、ブリーフィングを行い、国連加盟国と国連駐在の主流メディアに対し、中国側が5月の安全保障理事会の輪番議長国を務める活動について紹介しました。
張大使は席上、安保理のアジェンダに合わせて、中国側が5月に行う活動について、1.多国間主義を断固として守り、実践し、国連が核心的役割を発揮することを支持する。2.団結・協力してコロナの挑戦に対応することを推進し、紛争地域の回復・発展を促進する。3.「国連憲章」の趣旨と原則を厳守し、地域の注目される問題の政治的解決を推進する。4.国連の能力とメカニズム構築の強化を推進し、複雑な挑戦に対応するために保障を提供するといった4つの分野を重点にしていることを紹介しました。
また、張大使によりますと、中国側が安保理議長国として、5月7日にハイレベル会議を開催することを提唱し、5月19日にハイレベル公開討論会が開催されます。テーマは「アフリカの平和と安全:アフリカ・コロナ後の再建を推進し、衝突の根源を取り除く」です。
各国は中国が5月の安保理輪番議長国に就任したことを祝賀し、中国と緊密な意思疎通を保てることに期待を示しました。(雲、CK)