＜中国青年の日・先端を走る若者＞ウイグル族の名司会者　ニグメット・ラクスマンさん

ニグメット・ラクスマンさん

　ニグメット・ラクスマン（漢字表示：尼格买提·熱合曼）さんは新疆ウイグル族出身の38歳。中国最大のメディアグループであるCMG傘下の中央テレビ局（CCTV）の名司会者として、彼は機知に富んだユーモラスな司会ぶりで視聴者から愛され、「ニー君」の愛称で親しまれています。

　ニグメットさんは2006年に中国メディア大学卒業後CCTVに入局。入局して間もない頃から多くの人気番組で司会を担当。2015年、CCTVの年越し番組「春晩（春節の夕べ）」という中国で最も高い注目度、視聴率と影響力を有する特番で司会を務めた後、一躍CCTVの最人気司会者の一人に。これまでの道を振り返り、彼は「新時代の青年が守るべき品格の中で、最も重要なことは責任感です。司会者として、少なくとも次の3点を守る必要があります。それは、人の話は心を込めて聞き、情報を取り入れておくこと。次に、話をする時には心を込めて、本当に感じたことを話すこと。さらに、身近にいるすべての人に思いやりの心で接し、彼らに寄り添うこと」と話しました。（Jing、Yan）