米国は「台湾独立」の危害と危険性を十分に認識すべき＝外交部

　中国外交部の汪文斌報道官は4月30日、北京で行われた定例記者会見で、「米国側は『台湾独立』の危害と危険性を十分に認識すべきだ。『台湾独立』勢力に誤ったメッセージを送ってはいけない」と述べました。

　汪報道官は、記者からの関係質問に答えた際、「当面、両岸関係が緊迫した原因は民進党当局と『台湾独立』分裂勢力が独立を図る挑発にある」と指摘しました。

　汪報道官は、また、中国側の国家主権と領土保全を守る決心は確固たるもので、いかなる形の「台湾独立」分裂行動もつぶす自信と能力があると強調したうえで、「米国側は、『一つの中国』の原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定を遵守し、言動を慎むべきだ。台湾海峡の平和と安定や中米関係をひどく損なわないために、『台湾独立』勢力に誤ったメッセージを発信してはいけない」と述べました。（藍、CK）