北京
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23/19
中国外交部の汪文斌報道官は、4月30日に北京で行われた定例記者会見で、「米国は世界で最強国だが、新型コロナとの戦いにおいて国際協力の破壊者となり、米国の人民や世界の人民に莫大な損害をもたらした」と指摘しました。
報道によりますと、米国防情報局の局長はこのほど、中国とロシアがコロナ禍を利用して西側諸国の政府に対して情報戦を行っていると非難したということです。これを受けて、汪報道官は、中国側が終始開放的かつ透明性を持ったやり方で、国際協力を積極的に推し進めてきたことを主張したうえで、「米国の一部の政治家は新型コロナを政治化し、ウソの情報を流し、感染症を利用して他国を汚名化している。世界で最も進んだ医療技術を持つ米国だが、感染者と死亡者の最も多い国となった。世界で最強国にもかかわらず、世界協力の破壊者となった。米国は教訓を吸い取り、感染症の抑制や国際的な協力にプラスとなることをするべきだ」と強調しました。(藍、CK)