北京
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中国外交部の汪文斌報道官は、4月30日に北京で行われた定例記者会見で、中国が先頭に立って推進して設立した国連平和維持部隊(PKO)安全チームについて説明しました。汪報道官は、「このチームは開放的なものである。もしその他のメンバー国が参加を希望するならば、随時、中国側と連絡してほしい。平和維持部隊を保護することで共に努めていきたい」と述べました。
報道によりますと、国連PKO安全チームは4月27日、中国側の後押しで設立されました。これは中国政府が主導して共に議長を務める初の「チーム」メカニズムであるということです。
中国は国連の2番目に大きい分担金を交付する国で、平和維持活動の主な出兵国でもあり、平和維持部隊の安全は中国側が関心を寄せた重要な課題となっています。汪報道官は、今年は中華人民共和国が国連に復帰した50周年という節目の年であることを受け、「中国はこれを契機に、多国間主義を断固として維持し、国連との協力を深化させ、国際の平和と安全により大きく寄与していきたい」と述べました。(藍、CK)