北京
PM2.577
23/19
中国政府・生態環境部の劉友賓報道官は28日、福島第一原発の核汚染水の海洋放出問題に言及し、「国際原子力機関(IAEA)は技術作業グループの設置を準備しており、中国人専門家の参加を招請した。中国はIAEAと密な連絡を維持するとともに、関連情報の全面的かつ迅速な公開を日本政府に要求していく」と述べました。
劉報道官はまた、「中国は『IAEAが技術作業グループを早急に発足させ、中国を含む利益関係国が同グループに参加して日本の核汚染水の海洋放出に関する作業案の作成や次の段階の実施、国際的な監視や監督についての作業を展開すべきだ』と主張している」と説明しました。
劉報道官はさらに、「福島第一原発事故の核汚染水の処理は日本の環境安全だけでなく、地域および全世界の生態環境の安全にかかわっているので、慎重の上にも慎重を重ねるべきだ」と指摘しました。(ジョウ、鈴木)