北京
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27日に米国のブリンケン国務長官がケニアとナイジェリアそれぞれの大統領および外相と会談した後、米国務省アフリカ担当のロバート・ゴデック国務長官補佐が「アフリカでの中国の経済発展モデルよりも、米国のモデルの方がアフリカの利益をより重視している」と示したことを受け、中国外交部の趙立堅報道官は28日、定例記者会見で「アフリカで大国間競争を目論み、排他的な『二者択一』を提示する米国の行いはアフリカの国益を損ねるだけだ」と指摘しました。
趙報道官はまた、「現在、新型コロナウイルス感染症の流行という打撃を受け、アフリカ諸国の多くの発展は新たな試練に直面している。米国を含む国際社会がアフリカ側の関心を重視し、実務的な行動をとって支持と投資を拡大し、アフリカ諸国が試練によりよく対応し、発展を実現できるようサポートすべきだ」と述べました。
趙報道官はさらに、中国とアフリカは運命を共にする良き友人であり、良きパートナーであるとした上で、「アフリカ諸国との友好協力関係の発展は終始、中国外交の一貫した基本政策であり続けている。中国の外交部長は31年連続で新年の初訪問先にアフリカ国家を選んでおり、これは中国外交の良き伝統となっている」と示しました。(張、謙)