北京
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外交部が27日に開いた定例記者会見で、汪文斌報道官は、オーストラリア高官による中国とオーストラリアの関係に関する態度表明について、「中国と中国の発展を客観的かつ理性的に捉え、両国の相互信頼に役立つことや実務協力の促進に尽力することを望む」と指摘したうえで、「誤った道を進まないようにするべきである」とオーストラリア側に求めました。
報道によりますと、オーストラリアのフランシス・アダムソン外務・貿易省次官がアデレード大学の卒業式で行なったスピーチで、両国関係について、「中国との関係が一連の試練にさらされている。中国と建設的な関係を結びたいが、重要な国家の利益の面で中国から妥協を求められた」と述べました。
これについて、汪報道官は、「オーストラリアは中国を『権威主義国家』として描いているものの、中国企業によるオーストラリアの5G建設への参与を先立って理由無く禁止している。また、数回にわたって、『国家安全』を理由に、中国企業のオーストラリア進出を否決し、駐オーストラリア中国記者を任意捜査した」と反発しました。さらに、「オーストラリア側は中国が『ルールを破壊した』と訴えているが、自ら横暴に両国の協力協定を破り、両国の正常な交流と協力を思うがままに破壊している」と非難しました。(朱、星)