北京
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「中国共産党の強靭性への理解:中国長期世論調査」と題する報告書が昨年7月、ハーバード大学行政大学院(ケネディ・スクール)の民主的ガバナンスとイノベーションのためのアッシュセンター(Ash Center for Democratic Governance and Innovation)により発表されました。同報告書によりますと、2016年の中国の民衆の中央政府に対する満足度は93.1%に達したということです。

同報告書の表紙
ケネディ・スクールの専門家3人は2003年から2016年にかけて中国で8回にわたって調査を行い、3万人余りの都市部や農村の民衆と直接対話し、この報告書を作成しました。報告書では、2003年から民衆の政府に対する満足度はほぼ全面的に向上したという結論が出されています。その中で、内陸部や貧困地域の民衆の満足度の増加幅が比較的大きいということです。
この調査報告書のデータによりますと、全体的に行政レベルが高いほど、国民の満足度も高くなっています。2016年に中央政府に対する満足度は93.1%に達しており、2003年から2016年までの間に、中央、省(直轄市)、市県、郷鎮の4つの級の行政に対する満足度はいずれも向上しました。その中で郷鎮政府への満足度は43.6%から70.2%へと、最も大きい上昇幅を示したということです。

報告書はまた、政府の公共サービス、腐敗撲滅、環境保護の3つの重点分野における取り組みに関する見方も調査しました。
その結果、公共サービスについて、回答者の多くは政府が物質的な福祉の改善に努めていると考えていました。また、2006年から2011年にかけて、中国の農村住民の基本医療保険加入率は32%から82.8%に上昇したということです。
腐敗撲滅については、2016年、多くの回答者が「政府の腐敗撲滅対策が効果を上げ、状況は積極的な方向に向かっている」との考えを示し、71.5%の回答者が政府の腐敗撲滅の努力を認めたということです。
環境については、2016年、民衆が最も心配している環境問題は空気の汚染であり、34%の回答者がこれを最も深刻な環境問題として挙げています。しかし、環境問題への改善に対して楽観的な態度を示し、43%の人は「地元の空気の質はより良くなる」と予想しています。(閣、浅野)