北京
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4月24日は中国で6番目となる「航天の日(宇宙の日)」です。東部沿海地区にある江蘇省南京市で行われた関連のイベントで、国家航天局の呉艶華副局長は中国初の火星探査車の名前を公表しました。呉副局長は、古代の中国神話にある火神にちなんで、『祝融(しゅくゆう)』と命名すると明らかにしました。
命名の理由について、「祝融は中国神話の火の神だ。火は黒闇を駆除し、人々に温もりをもたらす。火の使用は人類文明の発展を促しただけでなく、火は世界と宇宙を照らし、人類の探索の道を導く永遠の光でもある」と説明しました。
去年7月に打ち上げられ、予定の軌道に投入された中国初の火星探査機「天問1号」は、今年2月10日に無事火星周回軌道に入り、5月中旬から下旬にかけて火星着陸にチャレンジします。「天問1号」に搭載された火星探査車の「祝融号」は着陸後、火星表面で着陸巡査や一連の科学探査活動を行う予定です。(Lin、Yan)