北京
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中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)とエジプトのワクチン・ 血清製造大手のワクセラ(VACSERA)の代表は21日、それぞれ北京とカイロで中国が開発した新型コロナワクチンのエジプトでの現地生産についての協定締結式を行いました。エジプトのマドブリ首相と中国の廖力強駐エジプト大使もエジプト首相府で行われた調印式にオンライン方式で参加し、記者会見も行いました。
マドブリ首相は、「中国が開発したワクチンのエジプトでの現地生産提携協定の締結は、両国の各分野におけるハイレベルな協力と両国国民の友情の延長線上にある」と述べた上で、エジプトとして、中国と共に、感染拡大防止のための協力を加速することに努めたいとの考えを示しましました。
廖力強大使は「突然のコロナ禍に直面した中国とエジプト双方は、誠意を持って協力し、共に感染拡大に対応し、両国の友好関係史上の新たな1ページを開いた。中国のワクチンのエジプトでの現地生産提携協定の締結は、エジプトや中東・アフリカ地域の感染拡大防止に重要な役割を果たすことになる」と述べました。(Hj、鈴木)
エジプト首相府ラインで調印式に立ち会うマドブリ首相(右から2人目)と廖力強大使(右から1人目)
会見するマドブリ首相(右から1人目)と廖力強大使(左から1人目)