北京
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23/19
ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)は19日、中国の製薬会社「三葉草生物」が開発した新型コロナウイルスワクチンの第2相、第3相臨床試験をブラジルで行うことを今月16日に承認したと明らかにしました。ブラジルでの臨床試験が認められた中国製の新型コロナワクチンとしては2種目となります。
このワクチンは21日間の間隔を空けて2回接種する必要があります。リオグランデ・ド・スル州、リオグランデ・ド・ノルテ州、リオデジャネイロ州から18歳以上のボランティア1万2100人が臨床試験に参加する予定です。
ブラジル保健省が19日夜に公表した最新データによりますと、同国の新型コロナ感染者は24時間で3万624人増え、累計1397万3695人に上りました。また、同国のメディアが各州の統計をまとめて伝えたところによりますと、同国では19日午後8時時点で、2665万人以上が1回目のワクチン接種を受け、1013万人以上が2回目の接種を受けたということです。(鵬、多部)