楽外交部副部長「中米競争は望ましい競争であるべき」

　外交部の楽玉成副部長は16日、米AP通信で大中華地区を担当するケン・モリツグ（Ken Teizo Moritsugu）氏の単独インタビューを受け、中米関係についての考えを述べました。

　楽副部長は「米国は、中国との関係において競争と対立を過度に際立たせ、協力を軽んじている。このような姿勢はあまりに消極的なそしりを免れず、進んで新しいことに取り組む精神を欠くものだ。中国と米国の二大国間では競争は避けられないが、生きるか死ぬかのあしき競争ではなく、追いつ追われつの望ましい競争になるべきである。世界に特別な責任を負う二つの大国として、中米両国は全力で対立を回避し、特に人為的に作り上げられた対立を避けなければならない。そして、両国がともに利益を得られるよう、できる限り協力を拡大すべきである」と指摘しました。（鵬、坂下）