外交部、ニュージーランド外相の前向きな姿勢を評価

　ニュージーランド外相が最近行った演説で、中国との関係発展に前向きな姿勢を示したことに対して、外交部の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、「ニュージーランド政府は中国との関係発展を重視し、両国関係の発展に力を尽くすという積極的な姿勢を称賛したい」と述べました。

　ニュージーランドのマフタ外相は19日、ニュージーランド・中国関係促進委員会で演説した際に、「中国との全面的戦略パートナーシップの発展が順調であり、対中関係はニュージーランドにとって、最も重要な二国間関係の一つである。ニュージーランドは一貫して『一つの中国』の政策を堅持し、外交と対話を通じて、連続性があり、かつ予測可能な形で両国関係を扱っていく。ニュージーランドは必要な時を見据えて、新疆、香港、サイバーセキュリティなどの問題で意見と立場を表明する」と述べました。

　これに対して、汪報道官は「中国とニュージーランドは互いに重要な協力パートナーである。国交樹立49年来、両国関係は長足の発展を収め、両国の協力に多くの成果を挙げている。新しい情勢の下で、中国はニュージーランドと共に対話を強め、協力を深め、妨害を排除して、両国の全面的戦略パートナーシップがより大きな発展を収められるよう推進していきたい」と語りました。（玉華、Yan）