北京
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習近平国家主席は20日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談しました。
習主席は、「中国とサウジアラビアは全面的な戦略パートナーであり、重要な協力パートナーでもある。中国はサウジアラビアと共に、エネルギー、経済貿易、ハイテクなどの分野で、全方位でハイレベルの協力構図を作り、国際問題と地域問題での協調を深め、両国の全面的な戦略パートナー関係を新たな段階へと推進していきたい」と述べました。
習主席はまた、「気候変動と新型コロナウイルス感染症は人類が直面する大きな課題であり、多国間主義の枠組み内で各国の力を結集して共同で対応すべきだ。中国はサウジアラビアを含む国際社会と共に、共通だが差異ある責任という原則を守り、『パリ協定』の全面的で、かつ効果的な実行を推進し、協力ウィンウィン、公平合理の気候ガバナンスシステムを築き、人類運命共同体を構築していきたい」と強調しました。
ムハンマド皇太子は、「サウジアラビアは中国とエネルギー、経済貿易などの分野での互恵協力を強め、サウジアラビアの『2030ビジョン』と中国の『一帯一路』イニシアティブの戦略連係を推し進め、両国の全面的戦略パートナー関係を一層向上させていく」と示しました。(玉華、Yan)