北京
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ロシアの著名な中国学者で、ロシア科学アカデミー極東研究所所長のアレクセイ・マスロフ氏が編著した「中国2020、コロナ、社会と世界の代替案」が、4月末に中国人読者にお目見えする予定です。
同書物は、中国がいかにして短期内に新型コロナウイルスとの戦いに成功し、新型コロナウイルスがどのように中国経済に影響するかを論じたものです。著者はまた、中国の成功がなぜ米国を不安にさせたのか、米国が世界を舞台として中国にどのように対抗しているかについても解説しています。
マスロフ氏本人はロシアメディアのスプートニクの取材を受け、中国がどのように危機情勢に対応し、複雑な国際・世界経済問題の中で安定した発展を維持しているかについて述べてみたかったと説明し、「この時期の歴史を振り返ってみれば、問題が最初に起きた時から中国への攻撃の波が始まっていた。米国の扇動によって情報空間への不信が高まった結果だ。その不信は危機的状況の中で高まった。人々はもはや真実の数字を信じていないが、実際の経済状況やGDPの増加と減少のデータ、医療機関の調達記録は再検証することができる。数字は実像を反映しており、それに基づいて正しい結論を導き出すことができる」と述べました。(雲、鈴木)