北京
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外交部の趙立堅報道官は14日の定例記者会見で、「米国が政府元高官を台湾に派遣したことについて、中国側はすでに厳正な申し入れを行った」と述べました。
報道によりますと、バイデン米大統領は、ドッド元上院議員、アーミテージ元国務副長官、スタインバーグ元国務副長官らを、14日から16日にかけて台湾に派遣し、訪問期間中に蔡英文氏らと会見させるとのことです。
これに対して趙報道官は、「中国はいかなる形式であっても、米国と台湾地区の公的な往来には断固反対する。これは中国の一貫した明確な立場だ」と述べました。
趙報道官はさらに、「われわれは米国に対して、中米関係や台湾海峡の地域の平和と安定にさらなる損害がもたらされることを避けるため、『一つの中国』の原則と中米間の三つの共同声明の規定を着実に守り、いかなる形式であっても米国と台湾地区の公的な往来をただちに停止し、台湾問題を慎重に取り扱い、『台湾独立』を図る勢力にいかなる誤ったシグナルも発信しないよう促す」と示しました。(玉華、謙)