北京
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この度、FBIの元翻訳者であるシベル・エドモンズ氏が2015年に受けた、新疆ウイグル自治区に関するインタビューの映像が公開されました。これについて、外交部の趙立堅報道官は14日の定例記者会見で「この映像は、新疆を利用して中国の動きを制限しようと企む、米国の反中勢力の陰謀の証拠だ」と述べました。
エドモンズ氏はこの映像の中で、「われわれは、『新疆の少数民族は自分の土地を持っていない』、『中国は彼らを殺し、拷問している』といった内容を宣言して、新疆に軍事基地を構えるべきだ。新疆の人間はわれわれの利益とは無関係なので、気にする必要はない。しかし、彼らを利用すれば、われわれの目的が達成できる」と発言しています。
趙立堅報道官はこの日の定例記者会見でこの映像を再生し、以前に公開された米国のパウエル元国務長官の首席補佐官であったウィルカーソン氏による2018年8月の新疆に関する発言と結び付け、「これら2つの映像は、米国こそが新疆を抑圧いていることの証拠だ。米国の反中国勢力は新疆に関する『世紀の嘘』を利用して、中国を抑止しようという陰謀を実行した。この映像はその強力な証拠だ」と指摘しました。(moku、謙)