【CRI時評】「米国式民主主義」は世界平和を破壊する最大の魔手

2021-04-13 10:52  CRI

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 最近、ウクライナ東部の情勢が過熱している。その中で「米国の魔手」がちらついている。米国による再三の介入の下で、ウクライナは大規模な軍事衝突に陥るリスクに直面している。そしてこれは、米国が民主主義の名の下に動乱を輸出して世界平和を破壊する氷山の一角にすぎない。

 大まかな統計によると、第二次世界大戦が終わってから2001年までの間に、世界153の地域で発生した248回の武力衝突のうち、米国が始めたものは201回で、約81%を占めている。これらの戦争は、多くの兵士の命を奪っただけでなく、極めて深刻な民間人の死傷と財産の損失を引き起こしている。

 米国は、侵略行為に合法というベールを掛けるため、「人権は主権よりも上位にある」「人道的介入」などの旗印をでっち上げている。

 米国が長年にわたって、直接戦争をしかけたり、あるいは「色の革命」を扇動したりするなどして、他国の政権の更迭を強力に推し進めてきたのに対し、「米国式民主主義」を接ぎ木することを強制された国のほぼ全てが、それに順応できず拒絶反応を示している。

 有名な中東の観光国であり重要な産油国でもあったシリアは、今では難民発生国に成り下がり、おびただしい数の民間人が一家離散し、路頭に迷っている。

 アフガニスタンでは、米国は反テロの名の下に20年も出兵してきたが、アルカイダとタリバンを滅ぼせなかったばかりか、かえってタリバンによる支配範囲を拡大させている。

 イラクでは、米国は2003年に罪名をでっち上げて侵入し、同国を長期間の戦乱に陥らせ、過激派組織などのテロ勢力はそれに乗じて勢いを増している。

 皮肉なことに、米国自身が「民主主義の輸出」の犠牲者になっている。一方では、戦乱によって一部の国で難民とテロ勢力が拡大し、テロ勢力の国家安全保障上のリスクが大幅に増大している。また一方では、米国の信頼度と影響力は繰り返される侵略戦争によって著しく損なわれている。

 米国が輸出しているのは民主主義ではなく動乱と戦争だ。米国という覇権の遺伝子を持って生まれた国に自国の人権を守ることを期待する人がいるとしたら、それはトラに向かって皮をよこせと頼むようなもので、できない相談をすることに他ならない。(CRI論説員)

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