北京
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外交部の趙立堅報道官は13日に開かれた定例記者会見で、「米国の一部の人が新型コロナウイルス感染症の話題になるたびに中国を引き合いに出すやり方は極めて道徳に反し、無責任だ。中国は断固として受け入れない」と反発しました。
ブリンケン米国務長官は11日のインタビューに対し、新型コロナの初期における中国の対応を非難しました。これについて趙報道官は、「未知のウイルスと突然の疫病を前に、中国政府は人民至上、生命至上を堅持し、最も力強い予防・抑制措置をとり、各国とその取り組みや診療の経験を余すところなく共有してきた。また、世界のために予防・抑制の肝心な防御ラインを張り、各国のために疫病に対応する貴重な時間を獲得した」と主張しました。
趙報道官はさらに、「米国の新型コロナ患者は3000万人を超え、死亡者数は56万人を上回り、それぞれ中国の300倍と110倍以上に達した。米国の死亡者数は、第1次世界大戦、第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争で米軍が死亡した人数の合計を越えた。米国の対応は悲惨で失敗したと言っても過言ではない。また、国際社会で関心が高いフォート・デトリックの様々な疑問点について、米国はどのように説明すのか。WHOの専門家を米国に招いて追跡調査を展開するのだろうか。いつこれらのことをやるのかを、米国に答えてもらいたい」と米国を強くけん制しました。(RYU、CK)