北京
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パキスタンでは、新型コロナウイルスワクチンの接種者が120万人を超えており、中国製ワクチンがそのほとんどを占めているということです。
パキスタン政府でワクチン接種を担当する政府高官が8日、「現在、1日あたりの接種人数が7万6000人を超えており、接種に使われているワクチンは主として中国製のものだ」と明らかにしました。
中国政府は2月1日から2陣に分けて、中国医薬集団(シノファーム)製の新型コロナウイルスワクチンをパキスタンに寄贈し、中国人民解放軍もパキスタン軍にシノファーム製ワクチンを援助しました。そうした中で、同国では2月3日から全国範囲で中国製ワクチンの接種を始めました。
3月末には、パキスタン政府が購入したシノファーム製ワクチンの第1陣とともに、中国の康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)社が製造したワクチンも同国に到着しました。運び入れたワクチンの数の拡大に伴い、パキスタン国内での接種者数も拡大を続けているということです。(怡康、Yan)