ピンポン外交50周年記念に崔大使が挨拶 徐寅生氏ら名選手が出席

2021-04-11 11:52  CRI

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 4月10日は中国と米国のピンポン外交50周年の記念日です。中米のピンポン外交は「小さいボールが大きなボールを動かす」出来事とされ、重要な歴史的意義があります。この日、上海では中米ピンポン外交50周年を記念する一連のイベントが国際卓球連盟博物館と中国卓球博物館で開幕し、崔天凱中国駐米大使と米国卓球協会のシェー・クロスラン元会長がそれぞれビデオメッセージを寄せました。

 崔大使はその中で「50年前のピンポン外交は中米関係の歴史において特別な意義がある。数十年にわたって隔絶された両国の人々に、ユニークな外交ルートを作り出し、両国と世界に中米関係改善のシグナルを送り、それをきっかけにニクソン大統領の訪中や中米国交正常化など一連の重要な出来事の序幕が開かれた」と述べました。

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 崔大使はさらに「中国共産党の創立から100年となる今年は、中国の第14次五カ年計画と社会主義現代化国家の全面建設という新しい旅路がスタートする年でもある。人々の素晴らしい生活に対する憧れが、中国人がたゆまず奮闘する目標である。米国の人々を含む各国の人々と手を携えて人類運命共同体を構築することは、中国人の変わらぬ憧れである」と話し、中国は米国と共に、尊敬、友好、ウィンウィンという卓球競技の精神に基づいて、互恵協力と良い競争の中で共に成長し、互いに支えていくとの姿勢を示しました。

 国際卓球連盟(ITTF)の徐寅生終身名誉会長や、中国人民対外友好協会の姜江副会長、ピンポン外交の中国側の参加者である選手8人をはじめとした往年の名選手らがイベントに参加しました。

 ちなみに、この日に開かれた一連のイベントには開会式、親善試合、テーマ展、テーマ報告会などがあります。卓球用品のメーカーである「上海紅双喜株式会社」の楼世和総経理は、中国の卓球史上のこの並々ならぬ出来事を記念するため、「小球転動大球(小さなボールで大きなボールを動かす)」と彫られた印鑑を中国卓球博物館に寄贈しました。

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 また、中米卓球親善試合は「友誼第一、 比賽第二」(第一に友好、第二に試合)、「スポーツは人民の生活をよりよくする」という理念と精神を十分に具現かするため、米国選手と中国選手13人ずつからなる中米混合4チームの間で行なわれました。(Mou、Yan)

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