北京
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世界保健機関(WHO)は現地時間7日、英製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスワクチンの安全性に関する臨時の声明を発表しました。声明によりますと、WHOのワクチン安全性諮問委員会はアストラゼネカ製ワクチン接種後の血栓や血小板減少に関する報告について評価し、同日に会議を開催しました。
諮問委員会は、欧州医薬品庁および英国の医薬品・医療製品規制庁から提供された最新の情報を評価し、「アストラゼネカ製ワクチンと血栓や血小板減少との因果関係はありうるが、確認はできていない。その中の潜在的な関係を十分に理解するためには専門的な研究が必要で、諮問委員会はより多くの関係データを収集し、評価していく」としています。声明はまた「世界では約2億人がアストラゼネカ製ワクチンを接種したが、このような副反応の報告事例はごく少数にとどまっている」とも強調しています。(藍、柳川)