第1四半期中国外国貿易 開始良好＝商務部

　商務部の高峰報道官は８日の定例記者会見で、今年の第1四半期における中国の外国貿易の開始が良好であることを明らかにしました。

　高峰報道官によりますと、このほど、商務部が2万社以上の外国貿易会社に対して行った調査から、現在、企業の手元にある注文量は昨年に比べて改善し、約半数の企業が減税や輸出税の還付、貿易円滑化レベルの引き上げなどの政策に強い獲得感があると考えていることが明らかになりました。また、企業には今年の対外貿易の発展が直面している不安定や不確実な要因がまだ多くありますが、これはコロナによって不確実性や国際産業チェーンとサプライチェーンの不安定性、国際的な環境の複雑性などのリスクが存在していることを反映しているということです。

　高峰報道官は、積極的に輸入を拡大する面で、商務部が引き続き財政部およびその他の関連部門と協力し、輸入税政策を最適化し、高品質の製品と輸入サービスの増加を促進していく考えを示しました。また、引き続き全国輸入貿易促進イノベーション・デモンストレーション・ゾーンの主導的な役割を果たし、関連政策の推進や技術、設備、サービスの輸入や民生関連製品の輸入の拡大などの点から新しい開発パターンを構築する考えを強調しました。（moku,CK）