他国を見下す国の存在を認めない＝王外交部長

2021-04-06 12:35 CRI

　今月3日までに福建省を相次いで訪問したシンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、韓国の5カ国の外相と会談を行った王毅国務委員兼外交部長は、中国と米国の関係について質問に答えました。

　王外交部長は、米国が対中関係で繰り返し「競争」「協力」「対抗」などの言葉に言及していることついて、「中国としては、米国との対話の扉を常に開けている。しかし、対話は平等と相互尊重を前提にしなければならない。中国は、他国を見下すような国が存在すること、世界のことを一国だけで決めることを認めない。協力するなら、中国は歓迎するが、その協力で互いの関心事に配慮し、ウィンウィンを実現させなければならず、一方的に条件を出してはならない。また、競争する場合は、中国が回避することはない。しかし、競争には公平と公正、市場ルールの順守が必要である。ハードルの設置、強権の行使、他国の正当な発展権利を奪うようなことがあってはならない。そして、もし対抗するならば、中国は恐れず、平然と対処する」と述べました。（鵬、星）