北京
PM2.577
23/19
先日、フィリピン外務省が声明を発表し、牛軛礁とその付近の海域が中国の漁民たちの伝統的な漁場であることを否定しました。フィリピン側はその根拠について「南海仲裁裁判の判決に基づいている」と主張しています。
これを受けて外交部の趙立堅報道官は6日、北京での記者会見で「牛軛礁は中国の南沙諸島の一部で、その付近の海域を含め、従来から中国の漁船の重要な操業区域であり、風よけの場でもあった。この区域で中国の漁船が操業し、風をよけるのは合理的かつ合法的な行いであり、フィリピン側はでたらめな主張をただちに中止すべきだ」と示しました。
さらに、趙報道官は「南海仲裁裁判の判決は違法で無効なものだ。中国側はこの判決を承認せず、これに基づくいかなる主張や行動にも断固反対する」と指摘しました。(雲、謙)