北京
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外交部の趙立堅報道官は6日の定例記者会見で、「米国はイランの核問題に関する最終合意(包括的共同作業計画)に無条件で復帰し、イランに対するすべての違法な制裁を撤廃すべきだ」と述べました。
報道によりますと、イラン核合意の合同委員会は今週、協議再開についてのさらなる交渉をウィーンで行い、具体的な措置を明確にするとしています。これについて、趙報道官は「現在、イランの核開発問題をめぐる情勢は正念場を迎えている。中国は米国による制裁の解除と、核合意へのイランの復帰についての討議を全面的に支持し、合同委員会が適切な形で米側と対話することも支持する。米国とイランの復帰の方法について、早期に合意に達することを期待している」と表明しました。
趙報道官はさらに、「中国はイランの核開発問題において、一貫して建設的な役割を発揮している。イラン核合意が速やかに正常な軌道に戻るよう後押しするとともに、自らの合法的権益も維持していく」と語りました。(とんとん、謙)