清明節3連休　国内観光客が１億人以上に

　中国では、3日から5日までの清明節3連休中の国内観光客数が1億200万人に達し、観光収入は271億6800万元に達しました。

　青海省東部にある海東市の名所、「平安駅」を訪れた観光客は延べ3万人に上りました。山東省の泰山では、観光客が13万人に上るなどで来場者制限の緊急対応マニュアルが実施され、各日の収容率を受け入れ可能最大人数の75％以下に抑えました。

　今年の清明節連休では、短距離移動による観光が増加する状況が引き続き見られました。体験型あるいはレジャー型の、比較的近い農村を訪れての観光、さらに収獲作業を体験する農園観光の人気がこれまでにも増して高まりました。中国共産党が率いる革命の史跡を訪れた観光客も多く、革命記念館を見学して愛国主義教育を受けることを選択した人も多くいました。（ジョウ、鈴木）