北京
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王毅国務委員兼外交部長は1日、福建省南平市でマレーシアのヒシャムディン・フセイン外相との会談後、共同記者会見を行いました。
王国務委員兼外交部長は「ミャンマーはASEAN(東南アジア諸国連合)という大家族の一員であり、中国とは、国土がつながる隣国だ。中国とマレーシアはミャンマーの各党派が国家と民族の長期的利益を原点として、早急に対話と協議を行い、憲法と法律の枠組み内で食い違いを解消し、得難い民主主義転換のプロセスを引き続き推進していくことを誠実に希望する。中国とマレーシアはミャンマー国内で起きた暴力と流血の事態に大きな関心を寄せており、関係各方に対して、自制を保ち情勢の激化や収拾不能の事態を避けるよう呼びかける。国際社会は内政不干渉という国際関係の原則を守ることを前提に、ミャンマー国内の政治的和解のための良好な環境を作るべきであり、余計な口出しや思うがままに圧力を加えりすべきでない。中国はASEANが、和解を呼びかけ対話を促す「ASEAN方式」を続行することを揺ぎなく支持し、ASEAN指導者特別会議を早急に開催して斡旋と調停を行うことを支持する」と表明しました。(ジョウ、鈴木)