北京
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米国で発行させる国際的医学誌「ザ・ランセット・インフェクシャス・ディジーズ(ランセット感染症)」はこのほど、中国科学院微生物研究所と安徽智飛竜科馬生物製薬有限公司が共同開発した新型コロナウイルス感染症用組み換えサブユニットタンパクワクチンの第1相と第2相の臨床試験の結果を掲載しました。
中国科学院微生物研究所によれば、中国国内で行われた第1相と第2相の臨床試験には18歳から59歳までの計950人にのぼる健康な成人が参加し、ワクチンの安全性と免疫原性の評価では、高い安全性と有効性が確認されました。
現在は、同ワクチンの第3相の多施設共同臨床試験がウズベキスタン、インドネシア、パキスタン、エクアドルで実施されています。中国では3月10日に同ワクチンの緊急使用が承認され、ウズベキスタンでは3月1日に使用が承認されました。(ジョウ、鈴木)