米国は世界で新型コロナウイルス感染者と死者が最も多い国

　米ジョンズ・ホプキンス大学が発表したデータによりますと、2021年3月末までの時点で、米国で新型コロナウイルスの感染者は累計3000万人を超え、死者は50万人以上に達しました。米国の人口は世界総人口の5%に満たないが、新型コロナ感染者は全世界総数の25%を超え、死者は全世界総数の20%近くを占めています。

　また、米国のニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストの報道によりますと、このような状況をもたらした原因は、感染症発生の初期に、指導者が科学的警告を無視してわざと感染症のリスクを薄め、感染症予防・抑制の「黄金のウインドウ期」が無駄に浪費されたからです。感染がすでに米国で広範囲に蔓延している状況下でも、前トランプ政権は政治的私利から依然として経済の再開を急ぎ、ウイルス感染の深刻な地域を最初のニューヨーク地区から南部、西部に拡散させ、そして最終的には全国の他の地区に拡散させました。

　米国の疫学者で米疾病予防管理センター元責任者のウイリアム・ヘーギ氏は、「これは虐殺だ」との考えを示しました。（雲、藤井）