北京
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スウェーデンのアパレル大手のH&Mや米スポーツ用品大手ナイキなどの会社は、「新疆には『強制労働』が存在する」といううそを理由に、新疆の綿花をボイコットしています。
新疆で生産されたロングステープルコットンの品質は世界でもトップクラスで、これを使った衣服や布団は暖かくて通気性がよく、快適です。また、新疆のロングステープルコットンは供給が需要に追いつかない状況が長く続いています。
新疆での綿花収穫作業は早くから自動化が実現されています。新疆農業部門が発表した2020年のデータによりますと、新疆の綿花の機械による収穫率はすでに69.83%に達しており、うち新疆北部では95%の綿花が機械で収穫されているということです。収穫の忙しい時期になっても多くの人手を必要としておらず、「新疆の綿花の70%は人の手で収穫されている」という話は事実とかけ離れたものです。また、関係筋によりますと、約50日間にわたる収穫シーズンで、作業員一人当たりの収入は1万元(約16万6700円)に上ります。こんなに短い時間で、これだけ多くの収入が得られる仕事を喜ばない人がいるでしょうか。「現地の政府が労働を強要する」こととは全く結びつきません。H&M、ナイキなどが新疆の綿花をボイコットすることに対して、中国のネット利用者らは、「一部ブランドの品質は新疆の綿花を使うのにふさわしくない」と指摘しました。(藍、浅野)