北京
PM2.577
3/-2
ジンバブエのエマーソン・ムナンガグワ大統領は24日午後、観光都市ビクトリア・フォールズにある公立病院で中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の新型コロナワクチンを接種し、第2段階のワクチン接種のスタートを発表しました。
ジンバブエ政府が中国から購入したこのワクチンは、中国政府が同国に援助したワクチン第2陣とともに16日に現地に到着しました。
ムナンガグワ大統領は自身のワクチン接種について「痛みや不快感は全くない」と述べ、中国からの支援に再度感謝の意を示し、「中国はワクチンを世界の公共財にし、ジンバブエのような発展途上国に利益をもたらした」と述べました。
昨年3月から、ジンバブエ政府による入国制限措置で、同国観光業は停滞状態に陥っています。ジンバブエ政府は22日からビクトリア・フォールズで接種条件に合致する人を対象にコロナワクチンの接種を始めており、これによる観光業の回復を目指しています。(殷、浅野)