北京
PM2.577
23/19
このほど海外メディアで、米国とメキシコの国境にある一時滞在施設の写真が公開されました。その中には、毛布の上で群がって眠る子どもたちや、衣類や食料が不足している様子などが写されています。これに対し、外交部の華春瑩報道官は25日の定例記者会見で、「写真は心を痛めるものだ。これは『肉親離れ』の強制実施が米国で起きている証だ」と述べました。
華報道官は、「2020年に米国の移民収容所で21人が死亡したという米国メディアの報道があった。ここ数年、米国政府に拘束された26万6000人以上の移民の子どもたちのうち、2万5000人以上が100日以上、1000人近くが1年以上を難民保護施設で過ごし、多くの子どもたちが5年以上拘束されている」と示しました。その上で、「米国側は関係者を徹底的に調査し、責任を負うつもりはあるのだろうか。その一方で、欧州側は、人権侵害を理由に米国に制裁を加えるつもりはあるのだろうか」と強く問いかけました。(ミン・イヒョウ、星)