北京
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習近平中国共産党中央委員会総書記は23日も引き続き福建省を視察しました。習総書記は三明市沙県総病院、「沙県小吃」として知られる兪邦村、そして沙県農村財産権取引センターを訪れ、現地で展開されている医薬衛生体制の改革や、農村振興、林業権利制度改革の推進について聴取しました。
2012年に始まった三明市の医療改革は、中国だけでなく世界保健機関(WHO)や世界銀行からの注目も集め、評価されています。習総書記が今回視察した沙県総病院も、現地の医療衛生体制改革の措置の一つとして建設されたものです。
「沙県小吃」は中国の国民的軽食ともされる、沙県発祥のチェーン店です。現在は全国で8万店舗が展開しているほか、世界62の国と地域にも進出しています。
沙県の農村財産権取引センターを訪れた習総書記は、林業権利制度の改革状況を詳しく査察しました。習総書記は福建省に務めていた2002年当時、集団林業権利制度改革を自ら主導しました。この改革によって生態環境が保護され、現地の村民は「木を切らなくても裕福になれる」道を歩めるようになりました。(任春生、謙)