北京
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外交部の華春瑩報道官は23日の定例記者会見で、「王毅外交部長とロシアのラブロフ外相の桂林での会談は実り豊かな成果をあげた」と強調しました。
華報道官は「双方の緊密で効率的な戦略的意思疎通が新型コロナ禍の中でも依然として進められてきたことは、両国関係の水準の高さと特殊性を具現化している。そして、世界の大国として、また国連安保理常任理事国としての度量と責任感を国際社会に向けて示している」と述べました。
華報道官はまた、「今年は『中露善隣友好協力条約』の調印から20周年である」とし、「この訪問を皮切りに、双方は引き続き『世代をこえた友好と互恵共栄』の精神を発揚して、両国元首の重要な共通認識を全面的に貫き、核心的利益に関わる問題において支持し合うと同時に、発展と振興の道のりにおいて互いを重要なパートナーと見なし、国際事務においては急流の中でも揺るぐことのない柱としての役割を果たし、新時代の中露関係のさらなる発展を推進して、両国に幸福をもたらすと同時に、世界にもより多くの恵みをもたらすだろう」としました。
さらに華報道官は、「両外相は両国関係のほか、重要な国際問題と地域問題についても広く意見交換し、一連の新しい共通認識に達した」と紹介したうえで、「双方は『中露外相による、現在のグローバルガバナンスの若干の問題に関する共同声明』を発表した。この声明は、『人権』、『民主』、『国際秩序』、『多国間主義』という概念の正確な内容を説明し、『共に国際上の公平性と正義性を守っていく』という両国の確固たる意志が示された」と強調しました。(朱、謙)