北京
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欧州連合(EU)、イギリス、カナダ、米国がそれぞれ人権問題を理由に中国の新疆ウイグル自治区の関係者と組織に制裁を加えたことについて、外交部の華春瑩報道官は23日の定例記者会見で「中国側は制裁を強く非難する」としたうえで、「歴史と事実が示す通り、これらの国々は人権問題の教師として振る舞いたかったようだが、全くふさわしくなかった。今日の中国はイラクやリビアとは違い、シリアとも違い、それどころか120年前の中国とも違うのだということを分かってほしい」と述べました。
華報道官はまた、「新型コロナウイルスの脅威に直面した時、これらの先進国は民衆の生命権と健康権を軽視し、数万の国民が死にゆく状況を野放しにした。さらに、『ワクチンの民族主義(ワクチン・ナショナリズム)』に則って必要以上にワクチンを買いだめし、発展途上国にワクチンが行き渡らない事態を招いた」と指摘しました。(任春生、謙)