北京
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今年、瀾滄江・メコン川協力は開始から5年目を迎えます。これを受けて、外交部の華春瑩報道官は「中国とメコン川5カ国は隣国同士である。瀾滄江・メコン川協力を通じてこの5カ国の発展を支援し、域内の平和、安定、発展、繁栄の環境作りに共同で取り組みたい」と強調しました。
華報道官はまた、「瀾滄江・メコン川協力が2016年3月23日にスタートして以降、流域の6カ国の経済と社会の発展は大きく促進され、各国の人々に着実な利益をもたらしている」と述べました。その上で、「中国は各国と共に、水資源や農業、公衆衛生、環境、国民生活などの分野における協力をさらに深化させていく。また、瀾滄江・メコン川協力と『国際陸海貿易新通道』との結びつけを促し、三河川流域システムや大メコン圏経済協力プログラム、メコン川委員会などのメカニズム協力を強化していきたい。さらに、瀾滄江・メコン川協力経済発展ベルトの建設を加速させ、域内のポストコロナ時代の復興と繁栄に新たな原動力を提供していきたい。このほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)共同体構築と域内経済一体化プロセスを後押ししたい」との中国政府の姿勢を示しました。(朱、謙)