北京
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イギリスの製薬大手アストラゼネカが22日、米国やチリなどで行われた新型コロナウイルスのワクチン第3相臨床試験中期のデータを発表しました。これについて、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は同日、「データはワクチンの安全性と有効性をさらに証明した」と指摘し、ワクチン分配の不公平問題を非難し、「ワクチンの増産と公平な分配の確保に向けてWHOは解決策を探っているところだ」と述べました。
アストラゼネカワクチンはWHOなどが主導するワクチン共同調達の国際枠組み「COVAX」の分配するワクチンでメインとなり、これまで分配されたワクチンの90%以上を占めています。WHOのブルース・エイルワード上級顧問は、「一部の国が健康上の考えで、アストラゼネカワクチンの利用を中止したが、COVAXを通じた同ワクチンに対する需要は依然として高い」と明らかにしました。
テドロス事務局長は、「裕福な国のワクチン接種数とCOVAXを通じた接種数との差が日増しに大きくなっている。これまで、世界で4億5000万回の新型コロナワクチンの接種が完了したのに対し、COVAXを通じて分配されたワクチンの数はわずか3100万回分しかない」と述べました。(殷、浅野)